2008年活動状況
2008年4月24日
参議院厚生労働委員会 民主党提出「障害者自立支援法の応益負担を廃止する法律案」趣旨説明傍聴
2006年12月13日、国連総会にて、障がいのある人の権利条約が採択され、2007年9月には日本政府は同権利条約に署名しました。今後、権利条約の批准を行うにあたり、国内法の整備を行うことが課題となるに至り、障がいのある人に対する虐待を防止する法律の制定に向けて、積極的に提言をするため、日本弁護士連合会より、実際に起こった虐待事例とその対策の必要性についての調査依頼がありました。
JDAネットワークでは、各種の障害者団体が加盟していることから、各団体ごとの回答を報告いたしました。
2008年2月10日
長崎ネットワーク設立
長崎市障害福祉センターにおいて、障害者差別禁止法の実現に向けて、「JDAを実現する長崎ネットワーク」が結成されました。当日は、たくさんの障害当事者団体代表を始め、長崎県選出の冨岡勉衆議院議員、長崎県議員、長崎市、諫早市などの市議会議員など、全党からの出席を得て、午後1時から4時まで熱気あふれる大会となりました。
会は、発起人代表の東山敬氏(NPO長崎県自立生活支援センター理事長)の開会挨拶に始まり、全国ネットワークの伊東弘泰専務理事による基調講演、そしてシンポジウム「障害者差別禁止法の実現に向けて」が行われ、当事者団体からの報告や発言、そして各議員から法制定に向けて、積極的な発言がありました。
最後に設立宣言を満場一致で採択し、法律制定実現に向けての活動が開始されました。引き続き行われた懇親交流会でも1日も早い制定実現を、の発言が相次ぎました。
「JDAを実現する長崎ネットワーク」設立宣言
私たちは、障害者差別禁止法の早期制定と障害者への差別を禁止する件条例策定を求めるために、「JDAを実現する長崎ネットワーク」を結成します。
そして、障害者だけでなくすべての県民とともに、自由と権利が抑圧されず、人間性が豊かに発揮され、社会的正義が分かち合える真に平和な地域づくりを目指します。
平成20年2月10日